自分の頭で考える。

自分の頭で考えろ。

「自分の頭で考えろ」

上司などにそういわれたことは

ないだろうか。

恐らく意味合いとしては

「すぐに人に聞くな」とか、

「自分で答えを導き出せ」

といったところだろうか。

しかし、自分の頭で考える事に

固執してしまって

時間と労力の浪費を

している人を見かけるのも事実だ。

もう既に他の人が考えていて、

そのノウハウがあるにも関わらず

自説にこだわり、

そのノウハウをあてに

できない人もいる。

では、自分の頭で考えるのではなく、

どういう認識をすれば

柔軟な思考ができるのか?

それは、

「自分の頭で考えろ」

ではなく、

「自分が無力だと認識しろ」

のほうがしっくりくるかもしれない。

自分の知識不足を補う為に

本を読んだり、

調べ物をしたり、

成功者や人の考えを知る。

それは、

「自分が何を知らないか」

を認識する為に必要なことだ。

自分が今知っている中で

答えを出そうとしても

限界はあるし小さなスケールの答えになる。

今知らないことを

認め、知り、

それを認識した時、

自分を高めることができる。

だからまずは、

とりあえずマネをする

マネがきちんと出来るようになって

一人前になる。

更に上を目指すときに、

今までの知識を整理して初めて

「自分の頭で考える」

それには意味があるのかもしれない。