過去に縛られないためのルール

「過去に縛られない為のルール」

「前ダメだったからまたダメかもしれない」

「もし失敗したらどうしよう」

あなたは過去の失敗や

自分の勝手なイメージに縛られていない

だろうか?

過去の失敗に翻弄されることなく、

一歩を踏み出すためには

どうしたら良いのか?

結論から言ってしまえば

「とにかく過去は忘れろ」

という意見となる。

これはテニスの錦織圭選手のコーチ、

マイケル・チャンコーチが

錦織圭選手によく言った言葉。

世界の強豪選手と戦う上で、

これまで負けてきた相手に対し、

「また負けるんじゃないか」

という過去の敗戦のイメージを

持ったまま

試合に臨んだら必ず負けるからだ。

だから、過去の失敗は全て忘れるべきだと

マイケル・チャンコーチの言葉に現れている。

良いイメージを持って

物事に臨めるのは理想的。

しかし人間はネガティブな記憶こそ
無意識に思い出してしまう。

特に気持ちが不安定になればなる程。

そして、ネガティブな事を

考えれば考える程

脳に上書きされ、

より明確に印象付いてしまう。

過去の失敗から、

教訓や学びを得て

軌道修正さえ出来れば、

後は忘れてしまった方が良い。

とは言っても過去の失敗は

そう簡単には忘れる事は出来ない。

そこで、自分の中での

ルール付けが必要となる。

それは、

1回だけ人に話したら

後は忘れてしまうというルールだ。

この習慣付けが大切となる。

多くの人がやりがちな間違いは、

不安だから多くの人に話してしまうことだ。

多くの人に話せば話す程、

つまりアウトプットすればするほど

記憶に上書きされ、

失敗の記憶がどんどん強化されていく。

それが実は間違った過去との付き合い方。

失敗を吐き出すことはとても大切だ。

だからこそ1度吐き出したら

すぐに忘れる習慣付けをすると

上手な過去との付き合い方が

出来るのではないだろうか。

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