情報とは?

今は情報社会だと言われ、

色々な情報に溢れている。

役に立つ情報、

役に立たない情報、

様々ある様に感じる。

しかし、

実はそうではない。

情報が様々あるのではなく、

受け手次第で

重要にもなれば無駄にもなるのだ。

どんな本や記事でも必ず使い所はあるし、

どんな人の話や普段の何気ない事からも

必要な情報となる時がある。

また、普通の人なら捨てている情報を

拾い、自分に活かせる人が

成果を生む視点を

持っているともいえる。

そういうコツを得ている人は

他の人と同じものを見ても

より多くの情報を得ることができる。

つまり1から10を得るのだ。

何となくそっちの方がいい事に

気づいている人は多い。

しかし、

真に情報収集に長けている人は

なかなかいない。

 

その思考のコツとしては

情報の表面だけに注目しない事。

“情報の発信者は何を考え伝えているのか”

に注目すると見えてくる。

つまり、

【なぜ】

この様なメッセージを伝えたいのか、

この様な発信をするのか、

相手の意図や背景を読み取る

ということなのだ。

情報の発信源は必ず人で、

その背景を考えると

情報の

【本質】

が見えてくる。

情報の表面だけ受け取って、

そのまま鵜呑みにしないというのが

大切ということだ。

例えば、

上司がいきなり

「結果を出すには目標設定が大切だ!皆今月の達成目標を立てよう」

と言い出したとする。

ここから、表面的な情報としては

「目標設定は大切だから今月の達成目標を立てる」

いうこと。

しかしその情報を深掘りしていくと、

「なぜ急にこんな事を言い出した?

上司は何かを見たのか?

それともトップに何かを言われたのか?」

「目標設定をする事でなにが結果に影響するんだろう」

「上司のいう結果とは何を指しているのか」

こんな所。

恐らく上司が言ったからという理由で

とりあえず目標設定するのと、

上司が言わんとする

本質と背景を考えて目標設定するのとでは、

得られる情報が変わってくるし、

情報が変われば結果は変わる。

 

だから、

どんなに勉強しても

どんなありがたいお話を頂いても結局は

「受け手次第」

ということなのかもしれない。

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